不動産登記

不動産とは、主に土地や建物のことを指します。戸籍には、人が生まれてから亡くなるまでの履歴が記録されていますが、不動産登記もこれと同じように、土地や建物に関する履歴が記録されているのです。

とても高価で大切な財産であっても、土地や建物を、しまっておくことはできません。

そこで土地や建物の所有権者である旨、またはその土地に担保権を設定したこと等を公示することができるのが不動産登記制度なのです。

不動産登記の申請は、もちろんご自身ですることもできます。ただ、不動産登記の申請手続には所有権移転だけでなく事前の抵当権抹消、住所変更などの手続も発生する場合があり、ご自身で申請するには大変な場合もあるでしょう。

権利者様の大切な財産である不動産の権利が万全に確保されることを第一に考えると、やはり登記申請はプロである司法書士に依頼することをお勧めします。

◇不動産の所有者が変更したとき

土地建物を売買・贈与・相続した等の場合には不動産登記が必要です。

手続きの流れ

1.ご相談

「不動産登記事項証明書(不動産登記簿謄本)」および「固定資産税評価証明書」をご用意ください。

固定資産税評価証明書がお手元にない場合には、毎年5月頃に市区町村から送付されてくる「固定資産税および都市計画税納税通知書」をご用意ください。

2.登記費用の見積もり
登記内容をご確認後、登記費用の見積をさせていただきます。

3.登記手続きに必要な書類のご連絡

4.登記申請に必要な書類への署名押印およびご本人確認
原則、面談の上、登記手続きに必要な書類に、署名押印していただきます。また、その際に、ご本人確認もさせていただきますので、運転免許証、保険証、などのご用意をお願いします。

5.登記費用のお支払

6.登記申請

7.登記完了後の書類の送付
登記完了後、登記識別情報、登記完了証、不動産登記事項証明書などをお届けします。